お好み焼きの美味しい切り方

お好み焼きを美味しく食べるためには、切り方が大切なポイントとなります。主な切り方は、以下の2つです。

・格子切り

格子切りが多く見られるのは、大阪や広島などの人口が多くボリュームのあるお好み焼きが主流の地域です。また、近畿地方では、府県全体で格子切りが主流となっています。そして、関西エリアでは一般的にお好み焼きは1人で1枚食べるスタイルのため、一口サイズの格子切りが多く活用されるようになったと考えられています。

格子切りの方法は、一直線にお好み焼きに切り目を入れ、その直線に垂直になるようコテを入れて、一口大に切り分けていきます。これにより、箸で掴みやすく、食べやすいサイズに仕上がります。

・ピザ切り

ピザ切りは関東より東の地域に多く見られる方法です。関東ではお好み焼きを複数人で分けて食べる文化が根付いていますので、ピザ切りが多くなったと考えられています。放射状にカットしますので、不揃いな大きさになりにくく、平等に分けやすいのが特徴です。

ピザ切りは比較的簡単で、放射状に切り目を入れていきます。

お好み焼きの美味しい食べ方

お好み焼きは、箸もしくはコテで食べるのが一般的です。それぞれの方法をご紹介いたします。

・箸で食べる方法

鉄板の上で切り分けたお好み焼きをお皿に移し、ざっくりとした切り方で楽しむ方法です。特に、東京などの関東地方では箸を使うのが一般的です。お好み焼き屋では一口二口で食べられる大きさに切り分けられて提供されることが多いです。座席が鉄板から離れた場所にあるお店では、お皿に直接盛りつけて提供される場合もあります。

・コテで食べる方法

大阪など関西エリアでは、コテを使ってお好み焼きを切り分けることが多いです。大阪風のお好み焼きは厚みがありますので、柄の上部をしっかりと握り、力を入れて切らなければなりません。鉄板の上で一口サイズに切り分けたら、そのままコテを使って食べられます。

コテの中央ではなく、角を使ってお好み焼きをすくい、そのまま口に運ぶのがコツです。この方法では、鉄板で保温した状態のお好み焼きを食べられる点がメリットといえます。

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